英語関連の資格

資格

就職や転職に関して振り返りが大事だと以前の記事にも書きました。このブログの記事を書くにもいろいろ思い出して書いています。


いろいろ頑張ってきたなあとしみじみと思い出していますが、10年くらい前ですが英語関連の仕事に就きたいと思い求職活動しながら英語の勉強をしていたことも思い出しました。

英語関連の資格

勉強した成果を確認するためによくTOEICを受けていました。また、同じくらいの時期に通訳案内士という資格があることを知りその勉強もしていました。

TOEIC

私が受けた試験は、TOEIC reading and listening 試験です。
一番古いもので2008年、一番最後が2013年です。新形式になってからはまだ受けていません。

知っている方も多いと思いますが、この試験は合否ではなくスコアで評価されます。

受験目的は様々で、一定のスコアを求人の応募の際の条件にする企業もあるので就職や仕事のために受験する人もいますし、私のように自分の英語力がどの程度なのかを知るために受験する人もいます。

私は、一番最初とりあえず受けてみてその時の自分の英語力がどの程度なのかを把握したいという理由で受験しました。特に対策も取らず受験し、そのときのスコアは400点台でした。

そこから徐々にTOEICの試験ということを意識しながら勉強していき、以前受験していた時の最高スコアは755でした。少し時間はかかりましたが、一応それなりの力はついたのではないかと思います。

通訳案内士

外国人の観光案内を主にするための資格で試験は年に一度あります。以前はこの資格がないと報酬をもらうことはできなかったのですが、今は無資格でも一応できるようにはなりました。もちろん依頼する方からすると、資格があったほうが安心できるので取得しておいて損はないと思います。

試験は筆記試験を合格すると口述試験があり、それを通過すると合格となります。
私が受験していた当時の科目は、英語、日本地理、日本歴史、一般常識でした。科目が多いだけでなく、それぞれの範囲も広いためなかなか合格には至りませんでした。もともと科目が多いのですが、今はそれに通訳案内の実務という科目も加わりさらに勉強が難しくなりました。

今までに5,6回受験し、一度だけ口述試験まで行きましたが不合格でした。

今のところはこの試験の再受験は考えていませんが、勉強自体は面白いのでたまに学習サイトなどを利用しています。

英語の勉強法

TOEICを受けていた理由ですが、最初のころは自分の実力がどんなものなのかを知りたいと思っていただけで、TOEICのスコアを生かしてどんな仕事ができるのか、どんな仕事でどのくらいのスコアが望まれているのかなどは考えていませんでした。

受験していく中で、英語に関する仕事を少し意識し始めました。のちにいくつか英語関連の仕事にも応募しましたが縁がなく採用には至りませんでした。履歴書には600点台になってから書いていたように記憶しています。

スコアは何回も受験していく中で少しずつ伸びましたが、伸ばすことができた理由は二つあると考えています。

・テストに慣れる
・英語を使う

テストに慣れる

試験の問題文やlisteningのアナウンスもすべて英語で行われるのですが、最初のころはそのことに慣れておらずそれだけで緊張していました。

ですが、テストはpart1からpart7までと決まっており対策本や公式問題集も出ている・学習サイトもあるということを知り、のちにテストに向けての対策をとるようにしました。

それに加え、実際に試験を会場で受け雰囲気や試験の流れを経験したことで回を追うごとに受験自体にも慣れ、余計な緊張が抜け落ち着いて受けられるようになりました。

対策も含めた「テストに慣れる」ことは大事なことだと思います。

英語を使う

テストのスコアを上げたいというだけでなく実力をつけ英語を使いこなせるようになりたいと思ったので、「実際に英語を使う」ことを心掛けていました。

具体的には、英語を使う機会を持とうと今はなくなってしまいましたがyahooの無料ブログで簡単な日記のようなものを書いていました。長い文章を書こうとすると多分途中で挫折すると思ったので、短い文章で日常的な内容のことを書いていました。

また、店舗での接客の仕事では外国人の方が来店することがあったので、簡単な会話はできるように備えていました。
実際にはあまり話す機会はありませんでしたが、店の近くを通った外国人の方に道を尋ねられたことがあったり、レジでちょっとした会話をしたことはありました。思ったほど多くの機会ではありませんが、実際の場面で少しでも使うことができたので自信はつきました。

英語を勉強していて思うことは、やはり「使うこと」が大事だということです。
日常的に英語を使い続ける、使うのが当たり前というのが、英語の力を伸ばすコツだと思います。

ちなみに、私のスコアはもう10年近く前のものですが、2012年の11月は755、その一年後の2013年11月は680で、かなり下がりました。この間はほとんど勉強していなかったと思います。

英語力は継続していないと落ちるのだと実感しました。

最後に

スコアが仕事を得ることに直接結びつくことは私の場合はありませんでしたが、英語を話したり聞いたりするのに苦手意識はなくなりました。

接客で外国人の方が来店しても気負いすることはありませんでしたし、せっかくだから話しかけられないかなと期待したりもしていたので、英語の勉強が仕事の場面でも生かすことができたといえるかもしれません(ちょっと無理やりかもしれませんが)。

気楽に日常会話を楽しむ程度ですが、これはこれでいいのだと思います。

単に試験のためだけの勉強は、面白みがなくなり苦しくなってくると思います。

私の場合、「実際に英語を使う」ことを意識することで楽しみが増えたり自信を付けることができたので、今勉強に励んでいる人でなかなか思うように進んでいない人は、ブログや英会話など、自分に合った「英語を使う」機会を作ってみてもいいのかもしれません。

ここ数年は英語を書いたり話したりということをしてなかったのですが、今このブログを書いている中で当時の事を思い出し、このままやらなくなってしまうのももったいないと感じています。ですので、こっちでも少しずつですが、また書いていこうと思っています。

ちょっとは役に立つかも。
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