求人を探す その1

応募前

「仕事探しで活用したもの」の記事でも書きましたが、ここ10年で私がよく利用したのは、ネットの求人サイト・ハローワークでしたが、求人を探すのはフリーペーパーも見ました。今回は媒体問わず求人を見るポイントに関してです。

求人を見るポイント

求人サイトは、正社員を希望しているときは転職サイト3つか4つ登録し、アルバイトを探しているときはアルバイトの求人サイトに登録し、希望によって使い分けてはいました。ただ、求人に関して見るポイントはあまり変わらなかったように思います。

どんな媒体にしても求人のメインは仕事内容や給与・福利厚生だと思います。私も求人を見る際はまずここから目を通していました。

ただ、それ以外にも大事だなと感じた部分がありました。それが以下です。

・企業の規模
・自宅からの一応の通勤時間
・自動車通勤可否
・就業場所の人数
・書類選考の有無や面接回数

企業の規模

例えば販売業で店舗勤務だと企業の規模によっては他の店舗への異動があり、そのため通勤手段や時間が変わり生活リズムが変わる可能性があるので必ず確認していました。

自宅からの一応の通勤時間

大まかですが、通勤経路とその時間も頭の中でどれくらいかかるのかを見積もりました。いくらいい求人を見つけても距離が遠く交通の便が不便だと仕事そのものより通勤が苦しくなるので無理のない範囲で探すようにしました。

自動車通勤の可否

上記の通勤時間と連動しますが、これも通いやすいとまではいかなくても無理のない範囲で通勤するために確認をしておくようにしました。また、自動車通勤が可能でも駐車場は自分で確保という条件が付くものもあったのでこの点も確認しました。

就業場所の人数

私の場合、店舗勤務が多くのお客様との会話は苦手でなないのですが、多くの従業員とかかわるのが得意ではないので、企業全体の人数よりも就業場所の人数を確認するようにしていました。

書類選考の有無と面接回数

書類選考が「ある」ということは、言い換えれば「すぐに面接ではない」ということなので採用までに時間がかかるということがわかります。応募した後に何もしないで結果を待っているだけだと時間が余ってしまうので同時にいくつかに応募した方が効率がいいということが言えます。こうしたところにも注意しておくと時間を無駄にしないように対策ができます。

また、求職中は交通費など意外と費用がかかります。よく駅の改札やバスの入口で電子マネーの残高不足の人を見かけますが、面接日当日にこういうことが起こるとかなり焦ります。そういったことに備えるためにも全体でいくらかかるのかを把握しチャージしておくことで焦らなくて済みます。面接回数は単に面接の回数というだけでなく移動する回数でもあるというのは意外と盲点かもしれません。


求人のこうした点を見ておくことで、実際に働き始めたときのシュミレーションができたり、採用までのスケジュールをある程度把握できたりというメリットがあるので、求人情報は隅々まで見るようにしていました。

気になる箇所はチェックしておく

求人は上記のように確認しながら見ていました。多くは書かれているのですが、見ていて疑問が出てくることもありました。そんなときは疑問をチェックしたり書き出るようにしていました。

例えば、今の訪問ヘルパーのアルバイトに関してですが、未経験だったため、求人を読んでも想像がつない箇所がありました。勤務シフトの例が載っていましたが他にどんなシフトがあるのかや、身体介助と記載されていたけれど腰に不安のある自分で大丈夫なのか、などです。これは考えているだけでは答えが出ないので実際に面接時に質問しようと思い、書き出しておくようにしました。

求人を見ていると同じように疑問が出てくることもあると思います。自分として気にならないような疑問ならば問題はないのですが、気になったまま採用となった場合、不安のままの入社となってしまいます。

気になるような疑問が出てきた場合はチェックしておいて、「この点は面接時に確認」としておけば、書類選考が進み、実際に面接となったときに質問して疑問を解決することができます。

だいたい最後の方で何か質問はありますかと尋ねられるので、その際に質問すれば積極性のアピールにもなるのではないかと思います。また、こちらの質問前に、企業側からその点についての説明があった場合は、「求人を見てシフトに関して質問があったのですが、先ほど説明があったので解決しました」ということもできます。

面接時の質問にもなり不安解消にもつながるので、疑問が出てきた時は解決に向けてチェックしておくことをおすすめします。

最後に

求人票や求人情報には詳しく情報が書かれています。ただ、それでも自分が不安に思うことや気になることは出てきます。不安を抱えたままで入社するのは自分のためにもならないので、よく見ておき解決に向けて準備しておくことをおすすめします。


ちょっとは役に立つかも。
  • 求人は隅々まで見ておく
  • 疑問はチェックしておく